木彫フォークアート
おおやとはABOUT
木の国であるといわれる日本は、木の造形に優れた作品を残してきました。とりわけ古代の木造建築や神社仏閣の木造彫刻群がこれにあたります。
ところが庶民の生活のなかで生まれた木彫造形は極めて限られています。
一般的にいわれる民芸の中に木彫が残っていない最大の理由は、土や紙の作品が一つの型を作れば量産できるのとは異なり、ノミや彫刻刀を使い、一つの塊から削り出すという大変な作業の果てに生まれるもので、技術と忍耐が必要だったからです。
「フォーク」は「人びと」の意で、フォークソング(民謡)とかフォークロア(民俗学)とかいったように用いられます。
フォークアートは、私たちの生活に身近で親しみやすいアートです。
茶の間に置いたり、玄関に飾ったり、自由な気持ちで接することができる作品たちです。