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作品名
オットトトト
おっとととと -
作家
佐藤 敏明
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作品説明僕の子供の頃の思い出には、いつも野原、森、川がある。高い空がある。その中でみんなたっぷりとした子供だけの世界を持ち、大人になる事ができた。当然と思っていた事がだいぶん以前より子供たちの周りから消えていっている様だ。昔、子供だった僕は、今の子等が、自然の中でゆったりと自由に遊ぶこともなく、大人にならされて行くのかと思うと、申し訳なく悲しい。どんな世にあっても子等よ、健やかにと、子供と甲虫が戯れる形にした。